RE:MAKE BAGS
近年のSDGsの波はアパレルシーンでも大きく影響し
地球にやさしい制作過程や土に還る原料など
技術を絞って開発に取り組み、
新たな魅力として世に浸透し始めています。
しかしながら、昔からある手法として
”再利用=リメイク” があります。
それは「もったいない」だけに留まらず、
使い込まれた風合い、傷、背景が入り混る生地を
クラフトマンの感性によって、
新たな価値観、魅力を生み、
唯一無二の個体として
ファッションユーザーの心を射止めるわけです。
さて、
今回、3つのブランドから
リメイクバッグをリリースしました。
それぞれのアイテムの個性が輝き、
心を掻き立てられるようなバッグが勢揃いしております。
RED TASSELS
モロッコで製作され、
現地で使われたラグやブランケットを
メインマテリアルとして再利用するなど、
サステナブルを意識した日本のバッグブランド。
ベルベル族の女性が織り上げた
ハイクというブランケットや
サボテンの繊維からできた糸で織られたラグなど、
非常に丈夫で風合いのある
生地のバッグを展開している。
ヴィンテージの生地などを用いて
ハンドメイドに拘り、
唯一無二の個性的なバッグが魅力的である。
Instagram
https://www.instagram.com/redtassels/?hl=ja
Brick
2018年よりスタートしたレザーブランド。
デザイナー兼クラフトマンである安藤氏は、
レザークラフトにおけるシューズ、バッグ、小物などの
修理・修繕を生業として十数年の歴を持つ。
革や生地の選定から、裁断し、漉きを行い、
ミシンを踏み、仕上げを行う。
その経験の裏付けからくる丁寧な技術と感性により
手作業ならではの上品なアイテムが展開されている。
また企画から生産までのほとんどを
夫婦二人で行っている。
ブランドコンセプトは
「familiar objects≒日常品、なじみのもの」。
Instagram
https://www.instagram.com/brickfamiliarobjects/?hl=ja
RELATIONS DE VOYAGES
1995年フランス、ブルターニュ地方の
港町サンマロ―で設立したバッグブランド。
デザイナーのPASCALE氏とVINCEZO氏は、
使い古されたセイルクロスに惹かれ、
その資材を用いて実験的にバッグの制作を行われた。
2001年にVINCEZO氏の故郷
イタリア・トスカーナ州に移住し、
本格的にブランドを始動する。
近年ではミラノトリエンナーレに出店し、
強度の高い工業製品の紙を使ったバッグなど、
素材にこだわったバッグブランドとして
着実にファンを増やしている。
official site
https://relationsdevoyages.com/
Instagram
https://www.instagram.com/relationsdevoyages_sailbags/?hl=ja
-
RED TASSELS / VINTAGE HYKE AZUMABUKURO
風呂敷文化が根強い日本において、
▽ items ▽
▽ items ▽
小ぶりでまるっとしたフォルムが愛くるしい巾着バッグ。
▽ items ▽
40年以上前の強靭で硬い白。
▽ items ▽
▽ items ▽
西洋の鞄を真似しようと
完成したのがアズマ(吾妻)袋ですが、
その和と洋を試行錯誤をした鞄に
アフリカのエキゾチックな風合いを
組み合わせることで独特な魅力を放つ逸品に。
一つとして同じものはないのはもちろん、
同型でも可愛くもカッコよくも、渋くも優しくも、
まったく個性が異なるのがこのアズマバッグの魅力です。
生地は山岳地帯に住む
ベルベル人の女性たちが羽織ったり、
赤ちゃんのおくるみとして使う布地「ハイク」
現在ほとんど織られていない貴重な生地であり、
手織りならではの不均一さ、
ゆがみなど人の手で作られた暖かさを感じます。
不規則、不均一に交じり合う色彩は
「どれを選ぼうか」と悩む楽しさもまた醍醐味です。
夏を喚起させるような爽やかな個体のアズマバッグ。
さらっと上品なダークトーンの
服装とのコントラストが映え、
麻といった天然繊維の服とも非常に相性がいいです。
軽装故、柔らかで広がる
シルエットはルーズな印象を与え、
同時にアズマバッグのカジュアルさとも
調和しているように感じます。
今度は暖色と寒色が交じり合う個体。
まさに色鮮やかなアズマバックを
メインに据え、秋のスタイルに。
CONFECTらしい暖色がかった
淡いブラックのジャケットとは相性が良く
加えて、色合いは統一しつつ柄合わせで
エッジを効かせるのもお勧めしたいところ。
軍用のパーソナルエフェクトバッグ
の形をベースに制作、
その見た目から感じるポップさは
コーディネートのワンポイントとして
活躍すること間違いないです。
この生地はデザイナーがヨーロッパに
足を運んだ際に、
現地のお店の
ロゴショッパーや、趣味的に収集した古着など
がメインマテリアルとして選ばれています。
ロゴの色彩使いも絶妙で、
Brickの審美眼が輝るリメイク生地になります。
質感は総じて厚みと柔らかさがあり、
風合いと丈夫さが感じとれます。
比例して開口と底面はレザーをチョイス、
運針の細やかさも相まって、
バッグ本体の頑丈さも魅力の一つです。
小ぶりでも存在感を発揮し、
色彩使いを活かしたい巾着バッグ。
王道的に服装はシンプルに、
バッグに華を持たせるような
ワンポイントコーデをまずはお勧めします。
しかし、ポーチの素材感は
天然繊維のように味わい深く、
どこか趣が
隠されているような一面がございますので、
麻、それも素材本来の生成りの色合わせは、
予想以上にバッグと馴染みます。
加えて、見た目から伝わる、
もっちりとした革の表情も天然繊維とマッチします。
世にあるリメイクバッグの中でも
中々見受けられないセイルクロスは
生地だけ見てもその無骨さと
経過した姿に惚れ惚れしてしまいます。
同様に金属パーツもヴィンテージ品から探し、
バッグとしての完成度は非常に高いです。
帆として活躍した名残はそのままに、
粗々しくも季節感ある軽さが感じられます。
テーラードの装いは端正で、
綺麗めコーデと称させるほど
整ったイメージが強いジャケット。
リネンのテーラードとセイルクロスの
合わせは素材感はもちろん、
ドレッシーさと武骨さと方向性が反対に思えるほどに、
このコーディネートの纏まり具合は絶妙に感じます。
綺麗過ぎず、武骨すぎず、
街着としてちょうどいい立ち位置です。
夏のバッグ選びでサコッシュほど
丁度よいテンションは無いように感じます。
それこそ唯一華奢な雰囲気がある TOMBO SLING は
夏の装いに持ってこいと言えるでしょう。
ざらつきのある茶のシャツはより白の色が際立ち、
ワンポイントしてサコッシュが機能しております。
-
ご紹介いたしました、
RED TASSELS
Brick
RELATIONS DE VOYAGES
は、以下の店舗で販売いたします。
【RED TASSEL】
CONFECTオンラインショップ
CONFECT KITTE 丸の内店
CONFECT 梅田店
CONFECT 京都店
【Brick】
CONFECTオンラインショップ
CONFECT 梅田店
【RELATIONS DE VOYAGES】
CONFECTオンラインショップ
CONFECT高崎店
CONFECT名古屋店
CONFECT福岡店
PUEBCO / RECYCLED PLASTIC STRIPE BAG Square
こちらのバッグは7/15(金)から順次、
CONFECTの店舗のみにて発売いたします。
※オンラインショップ、 closet SHINJUKU、closet KITAKYUSHUでは展開致しません。
ぜひ各店でお試しいただければと思います。
本ページのスタイリング写真以外のアザーカット、
また動画での商品紹介は、
CONFECT公式Instagramで公開いたします。
こちらも合わせてご覧ください。
《Instagram live archive check》
・・・・・